◇ GenkiGDC第2四半期も増収大幅増益、売上高・利益とも過去最高を更新

 神明グループの㈱Genki Global Dining Concepts(旧:元気寿司㈱、栃木県宇都宮市、東光法社長)は10月30日、令和7年(2025)3月期第2四半期決算を公表した。それによると、売上高・利益とも過去最高を更新している。
 第2四半期業績は、連結ベースで総販売額666億25百万円(+10.7%)、売上高337億96百万円(+9.2%)、営業利益39億06百万円(+62.4%)、経常利益39億75百万円(+61.6%)の増収大幅増益で、四半期純利益も25億72百万円(+68.7%)を計上している。
 国内事業は、全国向けテレビ番組で数多く紹介されたことで、ブランドの認知度向上・来店客数の増加に繋がり、売上高292億74百万(+10.3%)、セグメント利益29億28百万円(+196.7%)だった。
 グローバル事業(今期からセグメント名称を『海外事業』から変更)は、フランチャイズ店舗の収益力強化のため、現地にて営業面でのサポートや商品提案、市場調査などを行い、売上高45億21百万円(+2.8%)、セグメント利益9億78百万円(+6.6%)だった。
 国内事業・グローバル事業ともに、第2四半期連結累計期間では、過去最高の売上・セグメント利益となった。店舗展開は、国内が2増2減の185店舗、海外が6増5減の242店舗で、合計で427店舗に達している。
 これに伴い通期業績予想を以下の通り上方修正している(カッコ内は順に修正率、修正後前期比増減率)。
△売上高668億円(+3.6%、+8.0%)
△営業利益63億円(+26.0%、+28.1%)
△経常利益61億円(+25.5%、+26.0%)
△当期純利益41億円(+24.2%、+25.7%)

 なお同社は同日の取締役会で、定款変更を決議している。それによると、定款上の本店所在地を、実質的な本社機能が存在する「東京都台東区」に移転。また株主総会の開催場所の規定を定款から削除することで、毎回株主が参加しやすい会場を選定することとした。

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