◇ 食材宅配のショクブン第2四半期は減収で赤字幅拡大、中間配当は無配に

 神明グループで食材宅配事業を手がける㈱ショクブン(愛知県名古屋市、吉田朋春社長)は10月31日、令和7年(2025)3月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高28億99百万円(▲6.8%)、営業損失63百万円(前年同期は30百万円の営業損失)、経常損失68百万円(前年同期は32百万円の経常利益)の減収赤字で、四半期純損失も1億24百万円(前年同期は47百万円の四半期純損失)を計上している。これに伴い中間配当は無配とした(前期2円50銭)。
 主力メニュー商品の売上高は、27億68百万円(前年同期比▲6.6%)、特売商品の売上高は、1億30百万円(▲18.0%)だった。売上原価は、原材料価格・包装資材費の高騰などにより、売上原価率62.8%と、前年同期に比べて0.5ポイント増加した。
 また販売費と一般管理費は、「自由な働き方」に対応した人材の採用を積極的に行い、固定費を変動費化させた効果が表れ、人件費が減少。結果、前年同期より59百万円減少し、11億43百万円となった。

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