◇ 幸南食糧設立の農産物加工協会、第４回「流通研究会」開催
2024/11/06/ 13:00
幸南食糧㈱（大阪府松原市、川西孝彦代表）が設立したＮＰＯ法人農産物加工協会（大阪府大阪市、片桐慶一代表理事）はこのほど、大阪で第４回「流通研究会」を開いた（10月16日付）。
農産物加工協会とは、農林漁業の６次産業化を支援する組織で、全国の食品加工メーカーや生産者など140社が参加（今年７月19日現在）。具体的には、６次産業化に関する生産者の相談プラットフォームの役割を担うほか、加工メーカーとのマッチング、商品の企画開発、販路開拓などをサポートしている。
流通研究会には、協会会員や関係者など39名が参加。「地域商材の発掘／流通」「万博を盛り上げる、日本を世界へ」など４つのテーマに沿って、グループディスカッションを行った。このなかで、「日本人口の減少、都市部への人口集中が加速する現代において、地方への移住や就農を推進・支援する働きかけが必要」「販路に対する知識や具体感がまだまだ乏しい」「インバウンド需要に対する商品開発は必要不可欠になる」などといった意見があがったという。
幸南食糧は引き続き、流通研究会を通して「全ての会員社が、より深く各社の強みや特徴を理解しあい、繋がりあって協働への第一歩が踏み出せるような支援と運営を行っていく」としている。
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