◇ 東洋水産の第2四半期は増収増益、米飯商品は「米不足」で需要増

 東洋水産㈱(東京都港区、住本憲隆社長)は11月8日、令和7年(2025)3月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高2,456億90百万円(+4.6%)、営業利益381億51百万円(+27.9%)、経常利益421億17百万円(+25.2%)の増収増益で、中間純利益も318億62百万円(+26.8%)を計上している。
 米飯商品を含む加工食品事業は、売上高107億47百万円(+16.8%)、セグメント利益3億19百万円(+109.5%)と増収大幅増益。米飯商品は、「米不足などの影響から需要の高い状況が続き、無菌米飯商品、レトルト米飯商品ともに好調に推移したことで増収となった」と説明している。
 通期業績予想は、売上高5,100億円(+4.3%)、営業利益720億円(+8.0%)、経常利益780億円(+4.2%)、当期純利益590億円(+6.0%)の増収増益のまま変更していない。

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