◇ すかいらーくHD第3四半期は増収大幅増益、最終も倍増超益
2024/11/14/ 16:00
主にファミレス事業を展開する㈱すかいらーくホールディングス(東京都武蔵野市、谷真会長、金谷実社長)は11月13日、令和6年(2024)12月期第3四半期決算を公表した。連結ベース売上収益2,946億85百万円(+11.8%)、事業利益193億59百万円(+50.3%)、営業利益192億88百万円(+93.8%)、税引前利益173億18百万円(+117.1%)、四半期利益104億56百万円(+130.7%)の増収大幅増益で、親会社の所有者に帰属する四半期利益も104億56百万円(+130.7%)と、倍増超益を計上している。
客単価と来店頻度増により売上が増収、「メニュー改定による粗利益率の改善や店舗段階での食材ロスの低減、部門横断の原価低減プロジェクトで講じた対策などにより」原材料などの高騰を一定程度抑制、売上総利益率67.8%と「依然として業界の最高水準を維持」した。販管費、特に人件費も増嵩したものの、増収増益に繋がっており、売上高人件費率はむしろ0.5ポイント下がっている。期中の新規出店20店舗、業態転換60店舗、店舗改装52店舗。
通期業績予想は、売上収益3,950億円(+11.3%)、事業利益250億円(+52.3%)、営業利益240億円(+105.3%)、税引前利益210億円(+141.6%)、親会社の所有者に帰属する当期利益130億円(+171.9%)の増収大幅増益のまま変更していない。