◇ 10月スーパー売上高、米含む「一般食品」「惣菜」とも好調つづく

 スーパーマーケット販売統計調査によると、10月速報値の全店売上高は1兆528億4,288万円(前年同月比+2.1%)。部門別(全店ベース)をみると、米を含む「一般食品」が+4.0%、「惣菜」も+4.7%と好調だった。エリア別にみても、すべてのエリアでプラスだった。(一社)全国スーパーマーケット協会、(一社)日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が11月21日に公表したもの。
 一方、景気判断DIの現状判断は、前月から▲0.7の「46.4」、見通し判断も▲0.1の「42.8」と、ともに小幅ではあるが悪化した。好不調判断の分かれ目である「50」を下回るのは2か月連続。
 カテゴリー別動向調査を見ると、一般食品DIは、前月から▲6.4ポイントの「1.6」で「やや好調」だった。「新米の流通が本格化し、価格の上昇を追い風に販売高は大きく伸長」したものの、一部では「買上点数が低下」。「その影響もあってか、レンジ米飯が引き続き好調だった」とも。
 一方、惣菜部門DIは、前月から+1.9ポイントの「9.5」で「やや好調」となった。「精米の価格高騰の影響もあってか、米飯類、麺類等の好調が続いている」と説明している。

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