◇ 10月の都市別小売価格、コシ・非コシとも急騰 前年比1.5倍超

 10月の都市別小売物価統計調査の結果(11月22日総務省公表)によると、すべての主要都市の「コシヒカリ」「コシヒカリ以外」が急騰、その多くが5kg3,000円台後半に達した。前年同月比で見ると、いずれも上昇幅は4ケタ、上昇率は1.5倍超となっている。
 なお東京都区部・名古屋市の2都市では、「コシヒカリ以外」の価格が「コシヒカリ」を上回った。「コシヒカリ」の最高値を付けた都市は「秋田市」で、5kg4,057円。「コシヒカリ以外」は「浦安市」の5kg4,144円だった。
 10月の都市別小売価格は以下の通り(5㎏袋の価格。カッコ内は順に、前月比増減、前年同月比増減率)。

《10月「コシヒカリ」小売価格》
△札幌市   3,940円(+1,114円、+54.1%)
△仙台市   3,555円(+1,017円、+55.1%)
△東京都区部 3,787円(+502円、+60.0%)
△名古屋市  3,597円(+558円、+66.1%)
△大阪市   3,716円(+419円、+60.2%)
△福岡市   3,870円(+631円、+63.4%)
※小売価格の最高(秋田4,057円)-最低(盛岡市2,850円)差は1,207円

《10月「コシヒカリ以外」小売価格》
△札幌市   3,771円(+1,222円、+72.1%)
△仙台市   3,240円(+654円、+56.2%)
△東京都区部 3,792円(+640円、+70.4%)
△名古屋市  3,642円(+594円、+70.2%)
△大阪市   3,711円(+364円、+75.1%)
△福岡市   3,477円(+8円、+67.6%)
※小売価格の最高(浦安市4,144円)-最低(松山市2,329円)差は1,815円

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