◇ 本女×ミツカン「にっぽん食プロジェクト」、新メニュー発表

 「にっぽん食プロジェクト」は11月21日、「ごはん時間で、つながろう。」をテーマにした新メニュー10種を発表した。日本女子大学と、㈱Mizkan(愛知県半田市、中埜裕子会長、吉永智征社長CEO)らミツカングループによる共創プロジェクト。今年で3年目。
 家政学部食物学科の飯田文子教授の指導下で、研究室の学生が考案したもの。このうち5種はミツカンと共同開発したものとなっている。日本女子大学は、「作ってみたい、食べてみたい、どんな味なのだろう? と好奇心を刺激するアイデアが詰まったメニューが、〝ごはん時間〟を通じた新たな繋がりを創出する」としている。メニューは以下の通り。

《秋の旬メニュー》

△秋鮭チリ(ミツカンとの共同開発)
 エビチリの海老を「秋が旬」の鮭にして和風アレンジ。豆板醤を使わず、甘辛の甘味を「追いがつお® つゆ2倍」で、辛味を七味とうがらしで再現した。辛さは七味とうがらしの量で調整することができる。しめじ・たまねぎも加え、ボリュームのあるおかずに仕上げた。

柿とさつまいものみそ焼き
 「秋が旬」の柿・さつまいもを使い、味噌を基本とした「馴染みのある食べやすい味付け」。果物の中でも国内生産量が多い柿を使うことで、自給率向上にも繋がる。柿を焼くという「斬新さ」は、「一緒に食べる人と驚きを共有したくなる」一品。

《冬の旬メニュー》

△ゆず香る和風ガパオライス(ミツカンとの共同開発)
 「ガパオライス」の魚バージョンで、挽肉の食感に近いと言われる「冬が旬」の「たら」を使っている。魚の旨味は、素材の「たら」とミツカンの「〆まで美味しい 焼あごだし鍋つゆミニパック」で再現。ナンプラーは使わず、バジルの代わりの「ゆず」や「みつば」など「馴染みのある食材」を使っているので、「年代問わず食べられる」。「豊かな風味がアクセントになり食が進む」。

△白菜で作るジャパニーズロールキャベツ(ミツカンとの共同開発)
 「ロールキャベツ」のキャベツを〝菜っ葉キャベツ〟と言われている「白菜」に変えてアレンジ。中身を挽肉ではなく、はんぺんを使った「海老真薯(しんじょ)」にして「にっぽん食」らしさを演出。白菜は、キャベツに比べて葉が「柔らかく」、形状的にも「巻きやすく」、味付けは「味ぽん® 」のみ、レンジだけで作ることができるので、「失敗なく簡単に調理できる」。海老真薯や白菜の「旨味豊かな、ちょっと驚きのある一品」。

△甘酒寒天アイス
 日本の「伝統的な飲料」である甘酒に、「冬が旬」のりんご・みかん・寒天を加え アイスにしたもの。「アイスなのに時間が経っても溶けにくく、その意外性をつい人と話したくなるデザート」。

《春の旬メニュー》

△豆乳ときな粉の白和え
 「春が旬」の新たまねぎ・豆苗・人参を使い、白和えを「練ごま」ではなく、「きな粉」で作ったもの。「誰かに共有したくなる一品」。桜海老を入れても「美味しい春にぴったりのおかず」。 人参は皮つきのまま使うため、「食品ロスの削減にも繋がる」。

△そばチャプチェ
 そばを韓国のチャプチェ風にアレンジした一品。「春が旬」のわかめ は、火を通すことで栄養素を効率的に摂取することができるという。油と一緒に食べることでβ-カロテンの体内への吸収率向上を期待する。

《夏の旬メニュー》

△カツオの冷製パスタ(ミツカンとの共同開発)
 「冷製パスタ」を和の食材と調味料(白だし・わさび)を使ってアレンジ。「わさび」の使い方の工夫で、「カツオの魚臭さを抑え」たほか、わさび・きゅうりでさっぱりと食べられるという。お好みで「昆布のふりかけ」を加えると、カツオと昆布が一緒になることで、「旨味豊かな」一品となる。レンジだけで簡単に調理できる。

△中華風納豆サラダ (ミツカンとの共同開発)
 食卓の定番である「納豆」に「旬の野菜」(オクラ、トマト)を加え、中華風サラダにアレンジ。「胡麻油と白胡麻の香り、黒酢の酸味で納豆独特の匂いを軽減し食べやすく」仕上げた。「加熱しない生のオクラの食感がおもしろい」一品。火を使わずに簡単に作ることが出来る。

△鯖缶ナチョス
 カレー粉やスパイスを使わずに、日本風のナチョスにアレンジしたもの。ナチョスのチーズやアボカドなどの「クリーミーさ」を豆乳で再現し、「夏が旬」のナス・ズッキーニを使用。鯖・味噌・トマトを使うことで、「旨味の相乗効果が生まれる」という。

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