◇ 今年下半期は米穀関連商品が「ヒット」、ネット調査会社調べ

 国内ネット調査大手の㈱マクロミル(東京都港区、佐々木徹社長CEO)は11月25日、「令和6年(2024)下半期市場規模拡大・縮小ランキング」を発表した。自社消費購買データから「食品」と「日用品」のカテゴリ別購入金額の伸びから振り返ったもの。それによると食品部門の1位は「米」で前年比+42.3%、2位はパックご飯の「米飯加工品」+31.0%、5位は切り餅の「包装餅」+23.8%と、米穀関連が上位にランクイン。「今夏の『令和の米騒動』による市場拡大が顕著に表れた」と表現している。

 これら米穀関連品目の一人あたり購入金額を時系列でみると、8月8日の南海トラフ地震臨時情報の発表後に「水」と「米飯加工品」が急上昇し、以降も高めに推移したことが分かる。「災害に対する警戒から、備蓄目的で購入された様子が伺える」としている。

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