◇ オイシックスら、新潟で「食領域のスタートアップ企業」支援へ

 ネット・カタログ通販のオイシックス・ラ・大地㈱(東京都品川区、髙島宏平社長)は11月27日、「新潟フードテックタウン構想(仮称)」を始動したと発表した。新潟を中心に教育・医療事業を展開するNSGグループ(新潟県新潟市、池田祥護代表)と共同で実施するもの。地域の教育機関や企業と連携し、食領域のスタートアップ企業が起業しやすい環境づくり、事業を成長させるための仕組みづくりの構築を図る。
 オイシックス・ラ・大地によると、新潟は「日本の主食である米の名産地」であるほか、「食産業が盛んで、大学などの研究機関が充実している」地域だという。このことから、新潟は、日本の食文化・食産業を世界に発信できる「世界有数のフードテックタウン」になるとにらむ。
 まずは12月3日に、新潟市内でキックオフイベントとなる「新潟フードテックタウン プレイボールイベント」を開催。県内の自治体・企業・教育機関などに、「新潟フードテックタウン構想(仮称)」への参画・連携を呼び掛ける。来年にも、事務局となる社団法人を立ち上げ、県内にベンチャーキャピタルを設置。起業のためのゼミを開校するほか、スタートアップ企業の運営支援や資金調達などを行っていく。

新潟フードテックタウン プレイボールイベントに参加する自治体・企業の一部

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