◇ 第82回ジャパン・フード・セレクション、グランプリに弁当2アイテム
2024/12/19/ 09:00
(一社)日本フードアナリスト協会が主催する日本初の食品・食材評価制度「ジャパン・フード・セレクション」。12月16日、「第82回(令和6年《2024》12月期)」受賞商品を発表した。受賞した米穀関連商品は以下の通り。
「ジャパン・フード・セレクション」は、2万3,000人のフードアナリストが100のチェック項目で得点をつける絶対審査方式で評価、毎月表彰している。
△まぐろの恵(まぐろ問屋/㈱ネオ・エモーション)
スペシャリテ部門グランプリ
【評価ポイント】
・まぐろの素材の良さがわかる新鮮な色合いに惹かれる
・海を感じる素晴らしい色合いのお皿でまぐろが映える
・様々な特色の握りと巻物が1皿に凝縮されていて飽きない
・ネタ、シャリとも一貫のボリュームがあって食べ応えがある
・巻物のきゅうりが食感の違いも楽しめ躍動的で良かった
・昼夜各20食限定という「限定」の文字にも魅力を感じる
・シャリ少なめ、さび抜き、など顧客ニーズへのサービスが嬉しい
△ほぐし飯の素 うなぎ頭めし(割烹立よし㈱)
食品・飲料部門グランプリ
【評価ポイント】
・炊き立ての香り、うなぎの風味、たれの味わいなど食欲をそそる
・廃棄するうなぎの頭を活用する発想はSDGs的にも素晴らしい
・常温保存でき手軽で簡単等、時短簡便化のトレンドに合致
・ほぐし飯の名前から自然食材を頂くダイナミックさが伝わる
・「割烹立よし」の屋号に歴史と伝統の味を感じ期待感が高まる
・衛生管理、品質管理がしっかり行われており安心できる
・ほぐし飯、うなぎ頭めし等、センスあるネーミングが秀逸
△広島よりどり弁当(広島駅弁当㈱)
食品・飲料部門グランプリ
【評価ポイント】
・広島らしさのある品がふんだんに盛り込まれている点が良い
・値段はリーズナブルな方で見た目が豪華で良い
・色々なものが少しずつ食べられ一つ一つにこだわりを感じる
・広島の良さを意識して取り入れていることは素晴らしい
・広島県全体のプレゼンテーションになっている点が素晴らしい
・箸袋が可愛くて紅葉が描かれているところが良い
・観光客がその地のものを買いたくなる工夫がされている
△黒利右衛門(指宿酒造㈱)
食品・飲料部門グランプリ
【評価ポイント】
・芋らしさを残しつつも、飲みやすく万人受けする味
・ほんのりと感じる芋の香りが好ましく円やかで飲みやすい
・すっきりしていてロックではパンチを感じ、炭酸割は円やか
・もうひと口飲みたくなる飽きのこない芋焼酎
・ボトルの茶色とラベルの黒色の対比が高級感を感じさせる
・手に届きやすい価格でありながらクオリティの高さを感じる
・鹿児島県産のさつま芋を使用していて安心感を強く感じる
△秋田比内地鶏弁当(㈱関根屋)
食品・飲料部門グランプリ
【評価ポイント】
・甘辛く、濃い目に味付けされた比内地鶏の味がとても良い
・鶏の味を受け止めるあきたこまち米の味がしっかりしている
・とんぶり等サイドの具材にも秋田の名産品を使用している
・炭火焼き鳥風の香ばしさが食欲を大いに刺激する
・冷めていても鶏肉はしっとりとして美味しく食べられる
・香の物であるいぶりがっこの燻製香が秋田らしい
・赤地に白文字の包装紙は見た目のインパクトが大きい