◇ 11月コンビニ売上高、おにぎりなど好調も1兆円割り込む
2024/12/20/ 15:00
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(増本岳会長=㈱カーブスホールディングス社長)は12月20日、11月のコンビニ統計調査月報を公表した。それによると店舗売上高は、全店ベースで9,640億14百万円(前月比▲4.5%)と反落し、1兆円を割り込んだ。既存店ベースでも9,264億71百万円(前月比▲4.5%)と、3か月連続の1兆円割れを記録している。前年同月比では、全店ベースが36か月連続プラスの+1.9%、既存店ベースが12か月連続プラスの+1.6%だった。
月報では、「今月は紅葉狩りなどの行楽需要により、訪日外国人を含む来店客数が増加したことに加え、おにぎり、菓子、ソフトドリンクが好調に推移した」とコメントしている。
商品構成比は、米飯類(おにぎり、弁当、寿司など)を含む「日配食品」が35.7%(前月比+0.2ポイント、前年同月比▲0.3ポイント)、米穀を含む「加工食品」は27.7%(前月比▲0.2ポイント、前年同月比+0.6ポイント)となった。