◇ 神明、令和6年産「宇宙ビッグデータ米」販売開始
2024/12/24/ 14:45
㈱神明(東京都中央区、藤尾益雄社長)は12月24日、直営の米穀小売店「米処四代目 益屋」で、令和6年産「宇宙ビッグデータ米 宇宙と美水(そらとみず)」の販売を開始したと発表した。
「宇宙ビッグデータ米」とは、神明を中心に、JAXA認定の宇宙ベンチャー㈱天地人(てんちじん、東京都港区、櫻庭康人代表)、農業ITベンチャー㈱笑農和(えのわ、富山県滑川市、下村豪徳代表)の3社の強みを活かした先進的な栽培方法で誕生した玉のこと。地球観測衛星データを活用した天地人の土地評価エンジン「天地人コンパス」を活用して、神明の独自品種の栽培最適地を日本全国から探し、山形県鶴岡市での栽培を決定。栽培には、スマホで水管理を自動化できる笑農和のスマート水田サービス「paditch(パディッチ)」を活用し、水温を低温に保ち続けた。これにより今年の猛暑下においても、4年連続となる1等米としての高品質を維持することに成功している。
神明が「宇宙ビッグデータ米」を販売するのは、令和5年産に次いで4回目。「来年も、自然の変化にあわせて異常気象にも負けない美味しいお米をお届けする」という。