◇ 瑞穂糧穀が「寄付型私募債」発行、地元の社会福祉法人に寄付
2025/1/08/ 11:30
瑞穂糧穀㈱(山口県山口市、藤村誠司社長)はこのほど、寄付型私募債「5千万円」を発行した(昨年12月20日)。一定の財務条件を満たした企業が無担保で発行する社債で、その元利金支払を受託銀行(今回は山口銀行)が保証するもの。さらに社会貢献の一環として、発行額の0.2%相当額を上限に、手数料の一部を受託銀行が寄付。寄付先は、発行企業が指定する。発行企業は、固定・低利での長期安定資金の調達が可能となるほか、財務内容の健全性や成長性などを社内外にアピールできるメリットがある。
瑞穂糧穀が寄付先として指定したのは、地元・山口市で、児童養護をはじめ地域の子育て支援・児童の発達支援に取り組む(社福)吉敷愛児園。寄付額は10万円で、昨年12月27日には寄付目録の贈呈式が行われた。瑞穂糧穀は、「これからも様々な形で地域社会の発展に貢献してまいります」とコメントしている。