◇ 令和6年産12月の相対価格+704円の24,665円、史上最高値の更新つづく

 農林水産省は1月17日、令和6年産米12月の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると12月の全銘柄加重平均価格は、前月比+704円、前年同月比+9,275円の24,665円(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)と、農水省が相対価格の報告徴求を求めるようになってからの最高値を4か月連続で更新した。
 一方、12月の相対契約数量は20万5,975tで、前月比+37.2%、前年同月比+24.9%の水準。月別に見ると、前年を上回る水準で推移しているものの、累計数量はプラス幅の減少が続き、〝早喰い〟で出来た貯金を崩し続けている。12月までの累計数量は、前年同月比+46.7%の88万2,937t。

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