◇ 富士経済、米飯類の国内市場「プラス成長」見込む、令和8年には2,000億円突破

 ㈱富士経済(東京都中央区、菊地弘幸社長)は2月25日、米飯類の国内市場規模予測を発表した。令和6年(2024)は、前年に比べプラス成長を見込む。また令和7年(2025)以降もプラス成長を予測しており、令和8年(2026)には2,000億円を突破するとしている。

 令和5年(2023)は、「包装餅は小サイズやスティック状といった、調理時間の短縮や食べやすさなどの付加価値を訴求した商品が伸びた」という。また「雑穀が若年女性を中心に、美容やダイエット用途で新規ユーザーの需要を獲得」するなどし、「市場が拡大した」とした。

 令和6年は、「無菌包装米飯・レトルトライスでは多食パックが伸びるほか、自然災害による家庭内での備蓄需要や米不足による代替需要が増加する」と見ている。また、「雑穀はもち麦の腸活作用がメディアで取り上げられたほか、セット食品(カレーやリゾットなどのソース・米飯セット型商品は、栄養バランス訴求商品のニーズが高まる」としている。

 富士経済の分類による「米飯類」の内訳は以下の通り。
 △無菌包装米飯・レトルトライス、△セット食品(市販用)、△包装餅、△雑穀(市販用)、△おかゆ・雑炊・リゾット、△発芽玄米、△無洗米

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