◇ 令和6年産2月の相対価格+558円の26,485円、6か月連続で史上最高値
2025/3/19/ 16:10
農林水産省は3月19日、令和6年産米2月の相対取引価格・契約数量を公表した。それによると2月の全銘柄加重平均価格は、前月比+558円、前年同月比+11,182円の26,485円(運賃・包装代・消費税を含む玄米60㎏当り1等米価格)と、農水省が相対価格の報告徴求を求めるようになってからの最高値を6か月連続で更新した。
他方、2月の相対契約数量は16万8,249tで、前月比+5.5%、前年同月比▲39.3%の水準。2月までの累計数量は、前年同月比+9.2%の121万730t。累計数量は10月以降、〝早喰い〟で出来た貯金を崩し続けており、このペースが続けば、来月にも貯金が底をつくどころかマイナスとなる。


