◇ 神明HD「持続可能な農業」へ産地支援に注力、加西市の生産者と情報交換

 ㈱神明ホールディングス(兵庫県神戸市、藤尾益雄社長)は4月11日、兵庫県加西市を訪問し、生産者と農業課題解決に向けた情報交換を行った。神明HD側の出席者は藤尾社長に加え、4月1日付で発足したばかりの川上戦略事業部のメンバーだ。

 この日参加したのは、積極的にスマート農業を取り入れることで「儲かる農業」を実現している生産者たち。
「スマート農業を取り入れるだけではなく、省力化・効率化させるための方法を考えること」「高価な農機具を持たずに(作業)委託も検討すること」を普段から念頭に置いて農業経営に取り組んでおり、「夏季に草刈りを行わないようにするために、小麦の種子をあぜ道にドローン散布して雑草抑制に使用している」という「一見驚くような取り組み」(神明HD)も進めている。

 神明HDは川上戦略事業本部の設置に伴い、グループの経営資源を川上向け事業に傾注する意向を示しており、今回の情報交換についても「経営者として農業を行う重要性を学ぶ良い機会になった」と意義を感じているようだ。
 今後も様々な地域の生産者との意見交換を続けながら、「持続可能な農業を行うためにはどのような支援が必要か」を模索し続けていくとしている。

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