◇ スーパーの米の店頭価格、15週連続で最高値更新、備蓄米流通「限定的」で高止まり解消ならず

 農林水産省は4月21日、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。それによると、4月7日~13日の週も、全国主要スーパー店頭における米の平均販売価格は上昇。15週連続で最高値を更新した。備蓄米の購入する消費者が現れ始めた時期ではあるが、流通量は依然として限定的であり、価格の高止まりを解消するまでには至っていない。
 他方、量販店での販売数量は、2週連続で前年同期を上回っている。

 POSデータに基づく量販店での販売数量は、「令和6年8月に買い込み需要が発生したこと等により伸びが著しい週が3週継続した後、概ね前年同程度か、前年を下回る水準で推移。令和7年4月7日の週の販売数量は対前年同期+9.8%」と指摘。前週(4月1日~7日)は+10.0%だったことから、プラス圏を2週連続で維持している。
 販売価格は、4月7日の週は「4,217円」で、前週比+3円(+0.1%)、前年同期比++2,139円(+103.0%)となっている。

ごはん彩々

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