スーパー店頭米価ふたたび上昇で、最高値更新

 農林水産省は5月19日、令和6年産米流通情報のまとめサイト「令和6年度(2024)米の流通状況等について」掲出データを更新、公表した。

 それによると、5月5日~11日の週における全国のスーパーでの米の平均販売価格(5kg換算・税込)は4,268円に達し、前週の「下落」から一転、再び過去最高値を更新した。前週比で+54円(+1.3%)、前年同期比では+2,160円(+102.5%)と、引き続き異例の高値水準が続いている。

 全体の平均価格の上昇は、「銘柄米」「ブレンド米」ともに価格が上昇したことによるもの。「銘柄米」は4,434円、「ブレンド米等」は3,895円。上げ幅は「ブレンド米等」のほうが高かった。

 上昇基調が続く米価は、4月下旬から5月初旬にかけても一貫して高値圏を維持。一時的な鈍化傾向も見られたが、今回の再上昇によって、価格高止まりへの警戒感が再燃すると見られる。

 構成比では、「ブレンド米等」が全体の31%を占め、前週比2ptの減少。総体の数量面では堅調を維持し、前年同期比で+8.3%の伸びを記録。米価上昇にもかかわらず消費は一定水準を保っている。

ごはん彩々

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