防災×米の新提案、USAライス連合会が災害時にも役立つカルローズレシピ3点を開発
2025/9/02/ 11:20
USAライス連合会は9月23日(火)実施の第9回「晴海でASOBO! sai」(都立晴海ふ頭公園)に出展し、「備えいらずの防災レシピ」3点をPRする。
同会は栄養士の飯田和子氏の協力を得て、カルローズの特徴を活かした「防災レシピ」3点を開発。
カルローズは、
①研がず、浸水を気にせず調理できる(節水・時短)
②調味料との相性が良い(ワンプレート料理に向く)
ことから、「災害メニューにも最適なお米」(同会)とされる。
【ポリ袋deライスサラダ】
お米と材料を全て耐熱性のポリ袋に入れて、加熱から味付けまで全ての調理が可能。その時にある材料、調味料でアレンジできる。


【カレー風味のパエリア】
災害時でも味を再現できるようオイルサーディンとカレー粉を使用している。様々な食材でアレンジが可能。パエリアパンや深めのフライパンは、後処理が楽で節水になる。生米から調理するので災害時でも調理しやすい。


【トマトリゾット】
汚れ物を減らし衛生面を確保するために、ベーコンはパックの上からカットしている。塩は使わず粉チーズで塩分を調整。鍋ひとつで調理が完了するよう工夫している。カルローズは茹でて使うこともできるので、災害時に調理しやすい。


飯田和子氏 栄養士、調理師、国際薬膳師、(一社)日本災害食学会災害食専門員、㈱WA・ON代表取締役。著書に『備えいらずの防災レシピ』(東京法令出版)。「いつ発生するかわからない災害に対して一般的な災害食を備蓄するだけでなく、日常と非常時のフェーズを取り払った『食』の考え方を身につけること」を提唱している。
晴海でASOBO! sai 家族向けスポーツと防災プログラムが一緒に気軽に楽しめるイベント。臨港消防署による水消火器体験、放水訓練体験など、その回によっては煙ハウス体験、VR体験など体験機会の少ないプログラム。発災時に役立つご飯作り体験、テントの設営体験、焚火体験など、キャンプやアウトドア遊びの道具がいざという時に役立つことが体験できるプログラム。