◇ 日本の食品輸出EXPO②幸南食糧、味の素冷食、ホクレン、幸煎餅

△幸南食糧㈱(大阪府松原市、川西孝彦社長)
 昨年に続いて2度目の出展。「今後の自社の発展に海外市場開拓は欠かせない」といい、パックごはんや冷凍米飯など、加工品に取り組むうえでも「輸出の強化は必須」とする。昨年、冷凍巻き寿司(ライスロール)を展示したところ、海外バイヤーから引き合いがあったものの、「国によっては、特定の添加物や畜肉の使用などが問題になり成約できない例があった」という。この経験を踏まえ、商品をブラッシュアップ。「てんぷら巻き」「わさび巻き」「キーマカレー巻き」「くるくるオムライス」などの巻き寿司を、輸出仕様に見直し展示した。この他、各種フレーバーのパックごはんなどを紹介。9月発売の新商品「五目ごはん」「筍ごはん」は、「海外で類似品がないので喜んでいただけると思う」と期待を込めた。「米文化になじみのある東南アジア圏」などを中心に売り込みを図るとしている。

△味の素冷凍食品㈱(東京都中央区、寺本博之社長)
 8月発売予定の海外向け新商品「Rice Burger SUKIYAKI(ライスバーガーすき焼き)」を展示。海外市場で寿司や牛丼が人気を博していることを受けて開発したもの。国産米使用で「ふっくら食感が特長」。「海外では日本の米のおいしさが評価されている。ライスバーガーは、日本の米でしか出ない粘りなど特長を活かせる」といい、パッケージには大きく「Made with Japanese Rice」のロゴを配し、アピールする。また、肉は不使用で、大豆ミートですき焼きの味わいを表現した。肉を使わないことで、「色々な国へ輸出できる」としている。

△ホクレン(北海道札幌市、篠原末治会長)
 バターや牛乳などの乳製品などとともに、米穀関連商品を展示。精米はゆめぴりか、ななつぼしをラインナップ。「ここにきて日本の米が海外で浸透してきた印象もある」といい、香港や北米からの引き合いが増えているという。一方、一昨年はアメリカの米不作により日本からの輸出が伸びるなど、「グローバルな需給の影響が大きい」とも。この他、「ゆめぴりか」のパックごはんや米油、ミールキット商品で、北海道はくちょうもちを使った「とり五目」「中華おこわ」をPRした。

△㈱幸煎餅(群馬県前橋市、橋本武社長)
 輸出EXPOには初の出展。同社の「主力商品」である「七福神あられ」を中心にアピールした。現在スーパーや百貨店などで展開しており、「年間行事のほか、カジュアルなイベントの場でも活用していただいている」という。コロナ禍も治まった現在、「年間を通してギフトニーズは高まっている」といい、この機に「更なる販路拡大を目指したい」とした。

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