◇「食生活・ライフスタイル調査」⑤ 30人の食事写真、主食は米食がトップ4割

 令和5年度(2023)「食生活・ライフスタイル調査」結果の連載。最終・第5回は、写真調査だ。全国の30人を対象に1週間の食事の写真を撮影してもらい、食事時間やメニュー、食料自給率の予測値などを回答する調査を夏と冬の2回にわたり実施したもの。それによると、対象者のカロリーベース食料自給率の7日間平均値は40%と、令和4年度(2022)の同時期から見て若干あがった。また主食の割合は、「米食」が4割と最も多く、次いで「その他」17%、「パン食」15%、「麺類」13%と続いた。

〈食料自給率と予測の7日間平均〉
△対象者の食料自給率(カロリーベース)の7日間の平均値は、最小値は27%、最大値は60%で、30人の平均値は40%だった。
△予測値との差が10%以内だったのは、男性は2名、女性は1名。
△令和4年度(2022)の同時期から見て若干あがった。
△男女別では男性の方が高く、年代別では35~54歳が他の年代よりも高かった。

〈主食の種類の構成比〉
△3食では「米食」が4割と最も多く、次いで「その他」17%、「パン食」15%、「麺類」13%だった。
△食事別では、『朝食』は「パン食」が3割で最も多く、「米食」と「その他」が2割だった。『昼食』は「米食」が4割強と最も多く、「麺類」が2割強、「パン食」は1割だった。『夕食』は「米食」が6割と最も多く、「その他」が2割、「麺類」が1割だった。
△男女別に3食を比較すると、男性は女性より「米食」が多く、女性は男性より「その他」が多い傾向だった。
△年代別では、いずれも「米食」が最も多い。35~54歳では「米食」が5割で他の年代より高いが、「麺類」と「その他」が低く、年代が高くなるほど「パン食」が多かった。

〈『朝食』の主食種類の構成比(対象者全体、男女別、年代別)〉
△男性は女性よりも「米食」の割合が高く、女性は男性よりも「パン食」「その他」の割合が高い。
△年代別では、15~34歳は「その他」3割、35~54歳は「米食」3割、55~74歳は「パン食」が5割でそれぞれ最も高い。

〈『昼食』の主食種類の構成比(対象者全体、男女別、年代別)〉
△男性は「米食」が5割で女性よりも高く、女性は「麺類」が約3割で男性よりも割合が高い。
△年代別では、いずれの年代も「米食」が最も高い。他の年代と比べて15~34歳は「パン食」、35~54歳は「麺類」が最も低い。

〈『夕食』の主食種類の構成比(対象者全体、男女別、年代別)〉
△男女ともに「米食」が6割。
△年代別では、15~34歳は「米食」が5割で他の年代と比べると1割ほど低い。

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