◇【TDB信用情報】稲作農家の倒産・廃業が急増、年間最多更新を確実視

 帝国データバンクによると、稲作農家(米作農業)の倒産・廃業が相次いでおり、年間最多更新が確実視されていることが判明した。帝国データバンクが9月5日に発表したレポート「TDB Business View」のなかで明らかにしたもの。それによると今年8月までに稲作農家の倒産・廃業は計34件に至っており、昨年の通年倒産・廃業件数(35件)を大幅に上回り、「年間最多の更新は確実で、初の年間40件すら想定される」とした。この原因として帝国データバンクは、「生産コストの上昇と深刻な後継者・就農者不足」を指摘している。今年8月までの倒産・廃業件数34件の内訳は以下の通り。
△倒産(負債1,00万円以上、法的整理)6件
△休廃業・解散(廃業)28件

稲作農家(米作農業)
倒産・休廃業解散件数の推移

注 1)「倒産」:負債1,00万円以上の法的整理が対象
  2)「米作農業」:穀物のうち米(水陸稲)の生産が主な農業

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