◇ 1~7月米輸出、前年比で数量+23%、金額+29%と好調続く

 令和6年(2024)1~7月の商業用の米輸出は、「上半期の外食向けの需要増加など」を背景に、数量で前年同期比+23%の2万4,469t、金額では+29%の65億円と、ともに好調を維持した。農林水産省がマンスリーレポート9月号に掲載したもの。商業用米輸出量の多い上位5か国は、①香港、②アメリカ、③シンガポール、④台湾、⑤カナダ。参考のためランク外のEUは、5位のカナダを上回る。
 米・米加工品総体でも、堅調が続く。数量では+16%の3万7,263t、金額では+6%となる346億円だった。品目別に見ると、米菓が数量+2%、金額+8%、パックご飯が数量+40%、金額+39%、米粉・米粉製品が数量+63%、金額+73%と堅調だった。一方、日本酒は数量+2%、金額▲1%と、金額ベースでマイナスとなった。

ごはん彩々

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