◇ 10月3日から「おにぎりアクション2024」、写真投稿が寄附に

 NPO法人TABLE FOR TWO International(東京都港区、小暮真久代表理事)は10月3日、「おにぎりアクション2024」を開始する。世界食料デー(10月16日)に合わせて実施し、SDGsのゴール2「飢餓をゼロに」の達成をめざすもの。今年で10回目。11月16日まで。
 SNSや特設サイトに「おにぎり」の写真を投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する100円を協賛企業が寄付。アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントする仕組み。平成27年(2015)から昨年までの9年間で、累計およそ186万枚の写真が投稿され、1,070万食の給食を届けている。
 今年のテーマは、「感謝 そして次の10年へ」。10月1日に都内で開いた会見で、TABLE FOR TWO Internationalの山本真穂プロジェクトマネージャーは、昨今の米の品薄感に触れ、「今年は米の尊さを感じる年となった」と食料問題に言及。「一人でも多くの人が、おにぎりアクションを通じて食料問題に関心を高め、解決に向けてのアクションを起こし、未来を育む仲間になってほしい」との願いをテーマに込めたとしている。
 また会見では、おにぎりアクションが「教育現場にも普及している」とアピール。お茶の水女子大学附属小学校では実際に、おにぎりアクションを取り入れた家庭科の授業を展開している。その効果について同校の築地晶子教諭は、「自分だけでは出来ないことも、皆となら出来る。こういったことを理解することは、自らも社会の一員だということを認識するきっかけとなっている」と語った。
 協賛企業・自治体は、日産セレナ、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、ニコニコのり、おにぎりの桃太郎、福井県「いちほまれ」、宮城米マーケティング推進機構など、計34団体。それぞれ独自のキャンペーンを展開する。

《キャンペーン例》 
△日産セレナ
 7回目の参加。10月12~14日に開く東京ドームシティのイベントで車両を展示。おにぎりアクション仕様のセレナと一緒に写真を撮る機会を創出する。
△セイコーエプソン
 2回目の参加。国内事業所の社員食堂では、世界食料デーにおにぎり特別メニューを提供。全世界7万人の社員におにぎりアクションの参加を呼びかける。
△オイシックス・ラ・大地
 TABLE FOR TWO Internationalへの寄附つきの新米(令和6年産山形庄内ひとめぼれ2㎏、令和6年産新潟コシヒカリ3kg)などを販売する。
△ニッスイ
 焼きおにぎりのキャラクター「やき おにお」とその家族が、SNSに登場にキャンペーンを盛り上げる。
△ニコニコのり
 のりを巻いたおにぎりをSNS上で募集するフォトコンテストを実施する。

会見に参加したTABLE FOR TWO International事務局、協賛企業関係者、教育機関関係者

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