◇ 令和6年産10月上期CR価格、続伸つづき全銘柄で過去最高値更新

 ㈱クリスタルライス(東京都中央区、山村淳社長)は10月21日、令和6年産米10月上期(1~15日)主要9銘柄の取引価格(関東着値、1等、包装代込み、税抜き)を公表した。それによると令和6年産に入ってからも続伸が続く銘柄が多く、「令和6年産がスタート当初から上げ基調」というより、「令和5年産のスポット価格高騰の続きとして上がっている」かのように見える。

 前期(9月下期)と比較可能な6銘柄のうち、以下の4銘柄は3ケタ幅でいずれも続伸している。
△北海道ゆめぴりか27,500円(+238円)
△宮城ひとめぼれ26,638円(+227円)
△秋田あきたこまち27,175円(+180円)
△関東コシヒカリ26,562円(+106円)
 例外は、関東銘柄米25,707円(+10円)の小幅続伸と、新潟一般コシヒカリ28,904円(+845円)の限りなく4ケタに近い3ケタ続伸で、もはや全く居所の読める状況にない。

 残る3銘柄は令和6年産初登場。比較可能な直近との差を示しておく。
△北海道ななつぼし27,038円(3月上期比+9,338円)
△青森まっしぐら26,075円(4月上期比+5,469円)
△岩手ひとめぼれ26,935円(6月上期比+3,005円)

 なお、いずれの銘柄も、過去最高値の更新にあたる。

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