◇ 食材宅配のショクブン「繰延税金資産」取り崩し、業績予想を下方修正
2024/10/21/ 14:00
神明グループで食材宅配事業を手がける㈱ショクブン(愛知県名古屋市、吉田朋春社長)は10月18日、令和7年(2025)3月期第2四半期中に繰延税金資産を取り崩したと発表した。法人税等調整額46百万円を計上するもので、理由を「当期の業績・業績見通しを踏まえ、今後の繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果」だと説明している。
また併せて第2四半期業績予想と通期業績予想を下方修正すると発表。第2四半期業績予想は、物価上昇や消費者の可処分所得の減少などの影響で、前回予想売上高を下回る見込み。また営業利益、経常利益、中間純利益いずれも、繰延税金資産の取り崩しもあり、前回予想を下回る見込み。
通期業績予想は、第2四半期業績の与える影響が大きく、さらに下期も継続して影響するとの見方から、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも従来予想を下回る見込み。修正後の業績予想は以下の通り(連結ベース。カッコ内は順に修正額、前期実績)。
《第2四半期業績予想》
△売上高28億99百万円(▲3億66百万円、売上高31億9百万円)
△営業損失63百万円(▲1億3百万円、営業損失30百万円)
△経常損失68百万円(▲1億8百万円、経常損失32百万円)
△中間純損失1億24百万円(▲1億54百万円、中間純損失47百万円)
《通期業績予想》
△売上高67億54百万円(▲6億82百万円、売上高63億93百万円)
△営業利益0百万円(▲1億45百万円、営業利益51百万円)
△経常損失13百万円(▲1億58百万円、経常利益50百万円)
△当期純損失80百万円(▲2億25百万円、当期純損失15百万円)
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