穀粒判別器

 こくりゅうはんべつき。サンプルに含まれる「着色粒」「死米」「胴割粒」「砕粒」など、農産物検査法上、搗精歩留まりの低下要因となる米(約20項目)を判別し、「外観品質」を測定する器械のこと。
 「整粒」を測るのが目的だが、整粒そのものを測るのではなく、搗精歩留まりの低下要因となる米を測ることで、相対的に整粒歩合を弾き出す機械。ただ平成15年(2003)頃、最初に開発された旧型器は、まだ精度が低かったため、農産物検査法上あくまで「検査補助機器」の位置づけだった。その後、精度を引き上げ、メーカー間でも測定結果のバラつきが小さくなったことから、令和4年産から機械鑑定に用いる機械の一つに採用された。
 現在、機械鑑定用に認められている穀粒判別器は右の3社製。

㈱ケツト科学研究所「RN-700」
㈱サタケ「RGQI100B」
静岡製機㈱「ES-5」

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