作況指数
2024/6/05/ 19:36
さっきょうしすう。平年を「100」とした場合の当該年産米の10a当たり収量の割合。よく間違われるが、生産量の増減を表すものではなく、単純に単収(単位当たり収穫量)が平年より多いか少ないかを示す出来の値にすぎない。例えば作況指数が「105」でも、作付面積が平年を5%下回っていれば、生産量は平年並みになる。
作況指数は、作柄表示地帯ごとに弾き出され、これを各都道府県ごと、全国ベースにそれぞれ平均して公表される。算出式は「当該年産の10a当たり収量÷10a当たり平均収量×100」で、作況指数106以上を「良」、102~105を「やや良」、99~101を「平年並み」、95~98を「やや不良」、91~94を「不良」、90以下を「著しい不良」と表現する。