全農
2024/6/08/ 13:45
ぜんのう。全国農業協同組合連合会の略。農協事業のうち、経済事業を担う全国団体。昭和47年(1972)、経済事業のうち販売事業を担っていた全販連(全国販売農業協同組合連合会)と購買事業を担っていた全購連(全国購買農業協同組合連合会)が合併して誕生した。
農家組合員が生産した農畜産物を有利販売するのが販売事業、その農家組合員が営農や農村生活を営むため必要な物資を共同購入し、農家組合員へ有利販売するのが購買事業。したがって米の集荷・販売は、全農の事業のうち「販売事業」の一部にあたる。
令和4年度(2022)実績で、一般の売上高にあたる取扱高は4兆9,606億円、うち米の取扱高は5,012億円。日本最大の米穀取扱業者にあたる。東京・大手町に全国本部本所を構える。