貯穀害虫
2024/6/08/ 17:48
ちょこくがいちゅう。貯蔵してある穀物を喰い荒らす害虫の総称。
一般に全発育ステージを貯蔵穀物のなかで過ごすものを指す。つまり成虫になってから侵入するものは貯穀害虫とは呼ばない。したがって貯蔵する前から穀物中に侵入している。
低水分の穀物をエサとすることが多く、食品の流通とともに全世界に広がった結果、ほとんどが世界共通種であることが多い(特定外来種などではない)。
大部分はコウチュウ目またはチョウ目に属しており、これらを捕食する天敵も同じ穀物のなかから見つかることもある。