密植
2024/6/09/ 11:33
みっしょく。単位面積あたりの株数を慣行より多く植えること。何株より多ければ密植といった明確な定義は存在せず、その地域の慣行農法より多ければ密植と呼んでいる。
慣行に比べ、密植は下葉まで日光があたりにくくなるため根張りが悪くなり、茎が細くなるので倒伏しやすくなる。当然、病害にもかかりやすくなる。もちろん単位面積あたりの収穫量を増やす、つまり増収効果を狙って密植するわけだが、それを実現するため肥料を多投せざるをえず、また防除の必要から農薬も使わざるをえないため、生産コストは上がる。