乱貫
2024/6/09/ 13:22
らんかん。個体ごとに重量が異なること。不定貫とも。
例えば1枚のパレットに、紙袋やPP(ポリプロピレン)袋など異なる包装容器に入った米が載っていて、総体の重量は確認できているものの、袋ごと個別に計ったものの合計だったり、総体をそのまま計っただけだったりして、実際には額面通りの重量かどうか微妙な状態のことを指す。
不定貫が本来の呼称だが、おこめ業界では乱貫を用いるのが通例。
不定貫の対義語が定貫になるが、おこめ業界ではこれに相当する用語が存在しない。ただパレットへの米袋の積み方は本来、1パレットに30㎏紙袋を縦4×横3列ずつ、奇数段と偶数段で90℃回転させて積み上げる「はい」が基本で、7段積みが最低。