農家等が使用している篩目

 のうかとうがしようしているふるいめ。行政用語。実際に農家等(集荷・販売業者などが生産者を兼ねているケースがあるため、わざわざ〝等〟が附随している)が篩っている篩目幅のこと。
 農林水産省が統計として水稲収穫量を算出する際、1.70㎜の篩目幅で篩った量、玄米粒の大きさが1.70㎜以上の数量が、カウントされている。だが、これをそのまま「主食用生産量」にも反映すると、実際の出回り量を下回ることになる。何故なら「農家等」が使っている篩目幅は、もっと大きいから。
 このため農林水産省は平成27年産から、主食用米に限って、この「農家等が使用している篩目」を採用している。ただし「農家等が使用している篩目」は、同一県内であってもまさしく農家ごとバラバラなため、都道府県ごとに、過去5か年間に「農家等」が最も多く使用した割合の篩目幅以上を採用している。

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