秋田事件

 あきたじけん。平成17年(2005)4月に発覚した全農秋田県本部らの不正経理事件のこと。
 ①協同会社(子会社)である㈱パールライス秋田(当時)の不良債権を穴埋めするため、全農秋田県本部が計762tに及ぶ平成15年産秋田あきたこまちを横流しし、粉飾決算をはかった(共計管理していたため、この代金の一部に国の補助金が含まれる)。
 ②コメ価格センター入札取引において、落札残を避けるため全農秋田県本部が、パール秋田と県内民間卸1社(秋田食糧卸販売㈱)に応札を依頼したものの、実際に現物流通は行われなかった(架空取引だった)。
 この直前までに全農は農協法に基づく業務改善命令を6度も受け、改善計画を策定したばかりだった(この後、農協法に基づく業務改善命令は10度に及んでいる)ことから、大変な批難を浴びた。後にパール秋田は解散。関係者が自殺までしている。

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