イネミズゾウムシ
2024/6/05/ 17:03
イネの代表的な害虫で、ゾウムシの一種。学名は「Lissorhoptrus oryzophilus」。本来アメリカ原産だったが、日本では外来種として定着してしまった。
両性生殖と単為生殖の2種が存在し、日本の場合は雌だけで繁殖する単為生殖が主体で、年1回発生する。土や落ち葉のなかで成虫越冬、4月中旬頃から活動を開始、畝の雑草の新葉を摂食した後、田植にあわせて本田(圃場)に移動、再びイネを摂食、2週間後には産卵を開始する。したがって幼虫の食害のほうが甚大。
