恵方巻き

 えほうまき。毎年2月3日の節分の日、豆まきの代わりに太巻き寿司を食べる風習、イベントのこと。
 低迷を続ける米消費を揺さぶるイベントではあるが、精米業者にしてみれば、「そのために専用ラインを設けなければならない」など痛し痒しの側面もある。
 起源・発祥には諸説あるが、「大阪を中心とした関西から発生したイベント」説が有力。太巻き寿司を「丸かぶりする」という風習は古くからあったが、「その年の恵方を向く」、「目をつぶる」といった約束事は、かなり近年になってから企業が販促のため編み出したものだ。コンビニでの販売は昭和58年(1983)のファミリーマートが先駆けだったが、このときは大阪と兵庫のみ。全国的に広がったのは、セブン・イレブンの平成10年(1998)が最初とされている。
 恵方(歳徳神の在する方位)には4種類しかなく、その4種類のうち、どれが恵方となるかは、その年の十干(じっかん)によって決まる。
 △甲(きのえ)または己(つちのと)の年……東北東やや東(方位075)
 △乙(きのと)または庚(かのえ)の年……西南西やや西(方位255)
 △丁(ひのと)または壬(みずのえ)の年……北北西やや西(方位345)
 △丙(ひのえ)、辛(かのと)、戌(つちのえ)、癸(みずのと)の年……南南東やや東(方位165)

ごはん彩々

各地のコシヒカリ

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