冠水

 かんすい。圃場が水に浸かること。原因は台風や河川の氾濫など様々。
 現代の水田、特に圃場整備した後のいわゆる汎用水田は非常に良く出来ていて、水捌けが驚くほど早い。このため、例えば同じ台風でも、いわゆる風(かぜ)台風だと冠水しても倒伏さえしなければ、通過後に稲は復帰する。しかし大量の水分を含んだ雨(あめ)台風の場合、倒伏した稲が水に浸かっている間に茎あるいは根が腐ってしまい、通過後に水が捌けても復帰できないことが多い。このような違いから、同じ「冠水」面積でも、実際には被害の程度が異なることがある。
 ただし、海水を吸い上げた雨台風による冠水の場合、水そのものより塩害の心配が浮上する。

ごはん彩々

さらにさらにお米がつきにくい、理想のしゃもじ 極(きわみ)

カテゴリー別最新ニュース

商品・事業
一覧
需給・相場
一覧
施策・政策
一覧
調査・研究
一覧
組織と人事
一覧
予算と計画
一覧
決算と業績
一覧
事件・事故
一覧