◇ 第81回ジャパン・フード・セレクション、グランプリにサントリー焼酎2アイテムなど

 (一社)日本フードアナリスト協会が主催する日本初の食品・食材評価制度「ジャパン・フード・セレクション」。11月15日、「第81回(令和6年《2024》11月期)」受賞商品を発表した。食品・飲料部門では、サントリー㈱(東京都港区、鳥井信宏社長)が展開する商品2アイテムなどがグランプリに輝いている。受賞した米穀関連商品は以下の通り。
 「ジャパン・フード・セレクション」は、2万3,000人のフードアナリストが100のチェック項目で得点をつける絶対審査方式で評価、毎月表彰している。

△本格焼酎 大隅 OSUMI〈麦〉(サントリー㈱)
 食品・飲料部門 グランプリ
【評価ポイント】
・フルーティーな香りが広がりスッキリした味わいが素晴らしい
・クセがないため幅広い層に好まれる味わいになっている
・パッケージデザインが洗練されてゴールドのラベルに高級感あり
・手頃な価格でありながらパフォーマンスが高く素晴らしい
・出品社ならではのしっかりしたマネージメント体制に評価が高い
・サントリーというブランドの力が十分発揮され信頼性が高い
・農薬検査や製造工程における安全管理がしっかり行われている

△本格焼酎 大隅 OSUMI〈芋〉(サントリー㈱)
 食品・飲料部門 グランプリ
【評価ポイント】
・甘く華やかな香りとすっきり後味で飲みやすい仕上がりである
・パッケージラベルの仕上がりに高級感があり、価値が高い
・高級感が演出されている割に、手に取りやすい価格が好印象
・蓋を開けた瞬間に芋の香りが鼻腔に飛び込み、良い刺激がある
・手に取りやすい価格であるため、若い世代にも刺さりそう
・サントリーブランドでも手軽に本格的な焼酎が楽しめる
・パッケージデザインが洗練されていて、秀逸である

△別誂え 大吟醸 無濾過原酒 土佐鶴(土佐鶴酒造㈱)
 食品・飲料部門 グランプリ
【評価ポイント】
・創業から250年の歴史ある酒蔵の力作で、情熱を感じる
・原酒ならではのアタックの強さと深みがあり、キレも良い
・商品や企画の情報が豊富で、高級感溢れる外装に好感が持てる
・大吟醸ならではの華やかな香りと芳醇な味わいが堪能できる
・香りと甘みと酸味のバランスが素晴らしく、贅沢感がある
・原料、製法、技術、全てにおける管理体制が信頼できる
・国内の本物志向ユーザーのみならずインバウンド需要も高い

△玄米麹スムージー(くらしいきいき㈱)
 食品・飲料部門 グランプリ
【評価ポイント】
・和風スムージーで、きなこの自然な甘さが活かされている
・香ばしさが食欲をそそり、毎日美味しく続けられそう
・優しい甘みとすっきりした味わいなので飲みやすい
・粉が溶けやすく、パッケージに材料の写真があり分かりやすい
・自然な素材が感じられ、添加物不使用なので安心して飲める
・飲みやすく、美容や健康への意識が高い方に好まれそう
・栄養と味の両方を追求していて、時代にマッチしている

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