◇ 令和10年度売上高830億円、GenkiGDCが「新中計」グローバル事業拡大へ
2024/11/19/ 09:15
神明グループの㈱Genki Global Dining Concepts(旧:元気寿司㈱、東京都台東区、東光法社長)は11月18日の取締役会で、新中期経営計画「GENKI VISION 2030」を決議した。グローバル事業の拡大に取り組むほか、リブライディング推進など国内事業の拡充、持続可能な経営基盤の強化を図る。
計画期間は、令和7年(2025)3月期~令和10年(2028)3月期の4年間。経営指標として最終年度に、売上高830億円(令和6年《2024》3月期618億38百万円)、営業利益77億円(同49億17百万円)、総店舗数564店舗(同426店舗)、ROE(自己資本利益率)21.1%を掲げた。配当方針は、従前から変更なし。
昨年6月に公表した現行中計(令和6年〈2024〉3月期~令和8年〈2026〉3月期)は、2年前倒しで一部数値を達成。今年6月に新社長が就任し、8月には商号を変更した流れを受け、新中計を策定した。
《GENKI VISION 2030 ビジョン》
「世界中に日本食文化を拡げ、人々をさらに元気にする」というビジョンのもと、4か年計画として、ビジョン実現に向けて挑戦と投資を実践する期間とする。
《経営戦略(成長に向けた重点施策)》
① グローバル事業の拡大と日本食文化の浸透
・ 既存地域でのプレゼンス向上および新規地域への本格進出
② 国内事業の拡充と新たな価値の創造
・ 都市部強化、リブランディング推進、事業ポートフォリオの多角化
③ 持続可能な経営基盤の強化
・ 人的資本投資、DX投資、サステナビリティ経営推進
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