◇ 10月コンビニ売上高、おにぎりなど好調で全店ベース1兆円台を回復
2024/11/20/ 16:00
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(増本岳会長=㈱カーブスホールディングス社長)は11月20日、10月のコンビニ統計調査月報を公表した。それによると店舗売上高は、全店ベースで1兆92億66百万円(前月比+3.3%)と2か月ぶりに1兆円台を回復したものの、既存店ベースでは9,702億18百万円(前月比+3.2%)と、2か月連続の1兆円割れを記録している。前年同月比では、全店ベースが2年11か月連続プラスの+1.9%、既存店ベースが11か月連続プラスの+1.7%だった。
月報では、「今月は販促施策などにより来店客数が増加したことや、季節外れの暑さとなり、おにぎり、冷し麺、サラダ、ソフトドリンク、アイスクリームが好調に推移した」とコメントしている。
商品構成比は、米飯類(おにぎり、弁当、寿司など)を含む「日配食品」が35.5%(前月比+0.5ポイント、前年同月比+0.1ポイント)、米穀を含む「加工食品」は27.9%(前月比▲0.4ポイント、前年同月比+3.3ポイント)となった。