◇ 10月の生協供給高、1年3か月ぶりの前年比マイナス
2024/11/22/ 11:00
10月の生協供給高は、1年3か月ぶりに前年を下回った。日本生協連(日本生活協同組合連合会、土屋敏夫会長)が11月21日に公表した、全国64主要地域生協の10月の供給高(売上高、速報値)によるもの。
それによると、総供給高は2,391億59百万円(前年同月比▲99.0%)と、1年3か月ぶりに前年を下回った。
内訳をみると、「店舗」は+1.8%の805億77百万円と、20か月連続の前年比プラス。要因を「農産物が好調で、点単価が上昇した米は大幅な前年伸長が続いている」などと説明している。
構成割合の高い「宅配」は反落し、▲2.3%の1,537億5百万円。そのうち個配は▲0.9%の1,189億36百万円だった。「米の特需が落ち着いてきた影響で、客単価の減少」などが影響した。