◇ 米価急騰で江藤農相、「これまでが適正だったのか」国民に考えるよう呼びかけ

 総務省が11月22日に公表した消費者物価指数(10月)で、米類が前年比で+58.9%と大幅に上昇したことをめぐり、江藤拓農相は「これまでの米価が生産コストに対して適正だったのか」と、国民に対して「考えてほしい」と呼びかけた。11月22日の閣議後定例会見で述べたもの。
 肥料や燃料が値上げしていることに加えて、人件費なども上がっていると現状分析した上で、米価が「昨年と同じ水準であれば、生産コストを大きく割ってしまう」と言及。「合理的な価格形成」の重要性を説きつつ、次期通常国会での法制化を「予定している」とした。
 また、急激な値上がりについて、「市場経済の下にあるのだから仕方がない、と言うつもりはない」とし、「農林水産省は、国民に安全・安心な食料を供給する責任を負っている。価格においても一定の責任を負っている」との見解を示した。

ごはん彩々

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