◇ サトウ食品第2四半期も増収減益、包装米飯・餅とも増収
2024/12/11/ 10:00
サトウ食品㈱(新潟県新潟市、佐藤元社長)は12月10日、令和7年(2025)4月期第2四半期決算を公表した。連結ベースで売上高186億47百万円(+12.5%)、営業利益8億62百万円(▲12.6%)、経常利益10億73百万円(▲8.0%)の増収減益で、四半期純利益も7億31百万円(▲12.3%)を計上している。減益の理由に「各種原材料費・物流費の価格高騰の影響や、設備投資に伴う減価償却費の増加」をあげている。
製品分類別にみると、包装米飯は139億22百万円(+12.8%)と増収。「『サトウのごはん』がパックごはん市場で確固たるブランドを確立し、より多くの食卓に受け入れられた」ほか、「パックごはんが備蓄食だけではなく、日常食という消費者ニーズの変化を捉えた販売活動」が奏功した。包装餅は、「今夏の深刻な米不足が影響し、包装餅の需要が高まり」、47億16百万円(+11.8%)と増収だった。
通期業績予想は、売上高450億円(前期比+5.7%)、営業利益21億円(▲21.0%)、経常利益24億50百万円(▲18.6%)、当期純利益17億10百万円(▲25.5%)の増収減益のまま変更していない。