◇ 5月の米穀機構DI、価格「現状」が12か月連続のプラスで「79」

 米穀機構(《公社》米穀安定供給確保支援機構、福田晋理事長)は6月6日、「5月の米取引関係者の判断に関する調査結果(DI)」を公表した。それによると、需給DIは、現状が+2ポイントの「79」、見通しが+3ポイントで過去最高値(平成24年〈2012〉4・5月)と並ぶ「78」だった。ともにプラスとなるのは5か月連続。ともに良否判断の境界線である50の”上”を12か月連続で維持した。価格DIは、現状が+3ポイントの「79」と12か月連続のプラス。見通しは+3ポイントの「73」と5か月連続の上昇となった。需給が逼迫し、米価も高いという見方が、さらに強まった。
 考慮要因では、「米穀の調達状況」が「55%」と引き続き関心が高い。「作柄」は+3ポイントの「6%」と、若干ではあるが関心が高まっている。
 業態ごとの販売数量を見ると、現状判断DIは前月比で、「生産者」のみプラス、「集出荷」「卸」「小売等」はマイナス。「卸」は▲8ポイントの「48」と唯一、良否判断の境界線である「50」を下回った。見通しDIは前月比で、いずれの業態もマイナス。中でも「集出荷」が▲6ポイントと大きく下げた。
 業態ごとの価格を見ると、現状判断DIは前月比で、「生産者」が横這い、「集出荷」「小売等」が▲1ポイント、「卸」が+3ポイントだった。見通しDIは前月比で、「生産者」「卸」「小売等」がプラス、「集出荷」のみマイナスとなった。

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