◇ わらべや日洋は第3四半期も増収減益、海外事業は好調に推移
2025/1/09/ 16:30
中食製造大手わらべや日洋ホールディングス㈱(東京都新宿区、辻英男社長)は1月9日、令和7年(2025)2月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで売上高1,692億83百万円(+10.5%)、営業利益53億51百万円(▲2.1%)、経常利益57億38百万円(▲2.1 %)の増収減益で、四半期純利益は36億39百万円(+5.0%)だった。
主力である食品関連事業も、増収減益。売上高は国内外の新工場が寄与し、1,509億85百万円(+12.0%)。一方、営業利益は海外事業が好調に推移したものの、入間工場の初期赤字や工場再編に伴う一時費用の増加などで、51億7百万円(▲2.2%)だった。
食材関連事業は、おにぎり具材などの取扱高が増加し、売上高86億96百万円(+2.0%)、営業利益4億21百万円(+71.7%)だった。
通期業績予想は、売上高2,225億円(+7.5%)、営業利益36億円(▲43.6%)、経常利益38億円(▲44.3%)、当期純利益20億円(▲53.2%)の増収減益のまま変更していない。