◇ 松屋フーズ、籾殻つかった「バイオマスメラミン食器」導入

 牛めしチェーン「松屋」を展開する㈱松屋フーズ(東京都武蔵野市、瓦葺一利社長)は1月15日、籾殻を使ったバイオマスメラミン食器の導入を、一部店舗で開始したと発表した。SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けた取組みの一環で実施するもの。

 通常のメラミン食器の成形材料に25~30%含まれている木材パルプの代わりに、国内で出た籾殻を使用。資源を有効活用することで、CO₂排出の削減に寄与するほか、「森林資源の消費抑制や廃棄物の削減にも繋がる」とアピールしている。今年12月末までに全店舗で導入する予定。松屋フーズは、「未来のために、美味しい食事を提供するだけでなく、地球環境への貢献を考えた取組みを今後も続けていく」とコメントしている。

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