◇ 亀田製菓の第3四半期決算は増収増益、ハッピーターンなど国内米価は前年比+

 亀田製菓㈱(新潟県新潟市、髙木政紀社長COO)は1月31日、令和7年(2025)3月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで、売上高773億2百万円(+10.2%)、営業利益43億8百万円(+48.8%)、経常利益59億28百万円(+48.4%)の増収増益で、四半期純利益も35億12百万円(+77.1%)を計上している。
 主力である国内米菓事業は、売上高530億53百万円(+7.2%)、営業利益36億8百万円(+8.6%)の増収増益となった。「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」「こつぶっこ」の売上は前年同期を上回ったほか、百貨店向け商品や土産物用商品を製造販売するグループ会社が新規店舗の出店効果もあり堅調に推移。営業利益は、単体米菓において昨年10月に「ハッピーターン」など17品目で価格を改定したことに加え、重点6ブランドへの集中化による筋肉質なポートフォリオへの転換、販売促進費用の効率的な執行、不採算ラインの整理・集約、外部生産委託の活用による生産効率の向上など各種施策に取り組んだほか、グループ会社の好調な業績が加わり、増益となった。
 通期業績予想は売上高1,020億円(+6.8%)、営業利益55億円(+23.1%)、経常利益70億円(+3.0%)、当期純利益40億円(+77.2%)のまま変更していない。

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