◇ 日清食品HD第3四半期は増収減益、「日清カレーメシ」好調つづく
2025/2/05/ 16:15
日清食品ホールディングス㈱(東京都新宿区、安藤宏基社長)は2月5日、令和7年(2025)3月期第3四半期決算を公表した。連結ベースで、売上収益5,822億77百万円(+6.1%)、既存事業コア営業利益674億45百万円(▲7.4%)、営業利益605億円(▲11.8%)、税引前利益620億56百万円(▲12.5%)と増収減益、四半期利益も435億77百万円(▲11.2%)と減益を計上している。
グループ会社の日清食品㈱は、カップめん類・カップライス類が売上を伸ばし、増収。カップライス類では、「日清カレーメシ」シリーズが引き続き好調を維持した。だが原材料価格や物流費の上昇などで減益となった。
菓子事業を展開する、ぼんち㈱は、「ぼんち揚」「ポンスケ」などのファミリーパックやバリュープライスアイテムが好調に推移し、増収増益だった。
通期予想は、売上収益7,850億円(+7.1%)、既存事業コア営業利益846億円(+5.0%)、営業利益760~800億円(+3.6~9.0%)、当期利益545~575億円(+0.6~6.1%)と、増収増益のまま変更していない。
なお「既存事業コア営業利益」とは、新規事業にかかる損益・非経常損益としての「その他収支」を控除した指標を指す。